2023年6月19日先行予約販売開始!!
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CONCEPT

石州和紙布織

 

石州和紙布織は、ユネスコ無形文化遺産にも指定される「石州和紙(石州半紙)」とそれを素材に手織りされた「紙布」を組み合わせたプロダクトを展開する商品ブランドです。既存の価値感さえ揺らぐ現代だからこそ、伝統に裏打ちされた本物であることの尊さを大切にした“古くて新しい”モノづくりに挑戦します。
商品イメージ

石州和紙

SEKISYU-WASHI

1300年もの歴史を持つ石州和紙(石州紙)は、島根県西部の(石州)地方で「流し漉き」により製造される手漉き和紙です。その強靭さから「日本一丈夫な和紙」と云われ、昭和44年(1969年)に国の重要無形文化財に、平成元年(1989年)に経済産業省の「伝統的工芸品」に指定されました。平成21年(2009年)ユネスコ無形文化遺産の保護に関する条約に基づく「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に「石州半紙」が手漉き和紙としてはじめて記載され、平成26年(2014年)に本美濃紙・細川紙とともにユネスコ無形文化遺産「和紙:日本の手漉和紙技術」に再登録されました。国内で現存する石州和紙の工房はわずか4軒。国宝の屏風絵や襖絵、障子のほか、海外の文化財修復にも用いられる希少な工芸品です。

和紙イメージ



紙布

SHIFU

紙布は、和紙をこより状にしてつくった紙糸を用いて織られた布で張りを感じる肌触りが特徴です。和紙の持つ消臭性や抗菌性といった特徴に加え、耐燃性や湿度調整にも優れています。紙漉の産地などで副業的に生産されていましたが、明治以降の産業革命に伴う廉価な布の流通により、今ではほとんど生産されなくなりました。帯一本を仕上げるまでにも膨大な時間と労力を必要とするため、紙布織家は国内でも数えるほどしかおらず、極めて稀有な生地であると云えます。

紙布

紙布イメージ


デザイン

DESIGN

織物に連想される経糸・緯糸を意識した図案を考察する中で、偶発的に「石」の文字を模ったフォルムが発現した。それはまるで石州和紙と紙布の密接な関係性を物語るかのような、ごく自然な成り立ちであるように感じられた。職人たちの手仕事が出会い、そして新たなクリエイトを産み出す。そんな自然な創作の機会が今後も失われないことを強く願う。(デザイナー/神吉 絵)

デザイン

紙布イメージ


GALLERY

ギャラリー
 

デザイン

デザイン

デザイン

紙布イメージ